ネット依存症の僕が電脳化したらきっと心ここにあらず状態になるだろう
診断された訳ではないけど僕はネット依存症でしょう.
スマホばかり操作しており トイレに行くにしてもスマホを持ち込まないと落ち着いて用を足せません(ちなみに僕は座りション派ですので).
その為にベッドも宮にコンセントが設けられた宮付きベッドを購入しました.
寝る前までスマホを弄りたいがためです.
高校時代はスマホではなくPCでした.
色々なまとめサイトを巡っていた記憶があります.
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生物はこの世界に存在しており 生物種により違いはあれどこの世界(以降絶対世界と呼ぶ)を知覚する機構を備え持つ.
とりあえず今までのところ絶対世界が最も大きく そして絶対な世界.
刻々と変化する絶対世界に対応できるものが強者(情報強者といってもいいだろう).
だからこそ絶対世界がもたらす情報に合わせた知覚器官(絶対世界ー個体コネクタ)をより多く獲得していったものだけが存続できる.
よくヒトの知覚器官として例として挙がるのは目鼻耳ですね.
他にも知覚機構として細胞一つ一つが持ち合わせるストレス応答とかも含まれそうです.
障害がない限りはそれは「生来的な知覚器官」です.
また ヒトは知覚器官のみならず強大な知能を獲得した.
その知能を基に新規の世界をこの絶対世界を創造してきた.
その中にインターネットがある.
ヒトは絶対世界にインターネットという電子世界を創造した.
その概念をこの絶対世界にもたらしたのはアメリカ人のJ・C・R・リックライダー
広帯域の通信線で互いに接続された、そのような(コンピュータの)ネットワークは、こんにちの図書館のような機能(を提供する)と共に情報格納・検索などの記号的機能を進化させると期待される。
引用:J. C. R. Licklider (1960). Man-Computer Symbiosis(人間とコンピュータの共生).
56年前の話です.
根底には知能増幅という思想があります.
知能増幅(ちのうぞうふく、Intelligence amplification、IA)とは、情報技術の活用や遺伝子工学によって人類の知能を増強するという思想である。1950年代から1960年代にかけて、サイバネティックスやコンピュータと言った分野に携わる研究者によって構想された.
引用:wikipedia
ヒトは自らの知能をさらなるものとするべくインターネットという電子世界を作り上げた.
もちろんその世界というのはヒトが知覚しながら試行錯誤により作り上げたものですから当然その世界を知覚できるようになっている.
ただこの電子世界ができたのが 概念の発端からたかが50数年ほどです.
その世界に対応した知覚器官というものは生来的にこの肉体に備えていません.
ですからその世界を私たちの生来的な知覚器官に接続し個体に対し情報を伝達するための中継ぎ(電子世界ー生来的知覚器官コネクタ)が必要です.
(知覚器官に接続といっても物理的な接続だけじゃなく”視るー視られる” ”聴くー聴かれる”も立派な接続です)
それが僕でいうところのスマホです.
だから僕は自分のスマホを道具と表現しません.
延長された知覚器官と表現しています.
この知覚器官を失うということは電子世界を知覚できなくなるということ.
電子世界から断たれるといこと.
それは辛い.苦しい.
なので私はスマホ以外にも多くの知覚器官を持ち合わせています.
PCとかタブレットとか.
ただ スマホが最も馴染みの好い知覚器官であることは明らかです.
携帯が容易いのでね.
ただ充電時間とか目の酷使による疲労など色々な制限があります.
一番の望みは電子世界に接続できる生来的な知覚器官の獲得ですけど 生まれてくるのが早すぎたのでこれは考えない.
攻殻機動隊の世界には電脳化という技術があります.
電脳化(でんのうか)とは、脳に直接、膨大な数のマイクロマシンを注入し、神経細胞とマイクロマシンを結合させ、電気信号をやりとりすることで、マイクロマシン経由で脳と外部世界を直接接続する技術。これによって、ロボットなどのメカニックを直接操作したり、電脳ネット(作中におけるインターネットのようなもの)などのネットワークと直接接続したりできる
引用:wikipedia 一部改変
これだこれだ僕が求めているもの!
どこに行っても接続できる! 電子世界に!
まあいろいろリスクはあるでしょう.
なにせ電子世界を直接知覚できるのですから電子ウイルスというものも絶対世界のウイルスと変わらない脅威になるでしょうし 自身の電脳へのトラッキングとかもあり得るでしょう(そのための「攻性防壁」や「防壁迷路」ってのがあるらしい).
それでも施してはみたいよね 電脳化.